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【vol.59】こだわりの「塩梅」ー Maison MIHARA YASUHIRO JINGUMAE BUILDING

  • 5月30日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月1日

「塩梅」は、元々は塩と梅酢という料理の味付けの意味から転じて、「調和の取れたちょうど良い状態」を指す言葉になったという。コース料理で言うと、一皿一皿が完成形でありながら、それぞれのつながりがさらにあいまって、全体の価値として「調和の取れたちょうど良い状態」が形成される。コースでは、素材の組み合わせの妙、驚きや発見、旬の捉え方、とそれぞれのオリジナリティの高い要素が、それぞれの皿の役割として提供される。そんなコース料理を堪能してるかのような体験ができるビル(!)が出来た。



弊社の事務所のご近所、神宮前2−3丁目あたりで、以前からさまざまな形でブランドの展開をされてきたのが、一皿の料理が点在していたとすると、それぞれの皿を積み上げて、コース仕立てにしたようなビル。

一つ一つの空間デザインのコンセプトの違いは明快で、1Fは街に突き出したカウンター、2Fはガラスにスピーカー、3Fは木目調のホテルのよう、さらに最上階には、フレグランスのショップも併設、なんと斜めの床。それは、まるでコース料理のデザートのように華やかなサプライズと甘い香りにうっとりと包まれる空間で締めくられる。その満足度にシェフ(デザイナー)の心意気がにくい。



「塩梅」というのは、組み合わせで起こる妙味、人の感性による化学反応だと思う。一つ一つを際立たせて、あえて刺激物を合わせることで、なんとも人を幸せな気持ちにする、こだわりの「塩梅」が心地よい。


こだわりの「塩梅」ーMaison MIHARA YASUHIRO JINGUMAE BUILDING



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