【vol. 55】メルボルン、パフォーマンス&ステイな食の専門店
- sugiura909
- 5 日前
- 読了時間: 2分
カフェの街、メルボルンの街角で見かける行列は?以前はあまり見かけなかった光景だ。SNSとアジア圏からの人口流入が行列して待つことを定番化したらしい。その正体は、スイーツの中でも、ワンアイテムに特化した専門店。例えば、クロワッサンの店、チーズケーキの店などだ。日本でもドーナツの専門店が話題になってるのと近いが、その見せ方のスケール感が違う。
クロワッサンは、プレーンから様々なアレンジで10種類ほど、値段は日本円でなんと一個750円から1550円!大きな工場のような空間で、見せる工房で多くの職人が手作りしている様のパフォーマンスも値段のうちなんだと思う。
それを追うように、ワンブロック先には、チーズケーキの専門店、こちらも大きな倉庫のような空間にオープンキッチンで、8種類のチーズケーキを惜しみなく味見させる。カット売りの値段は、ワンカット800円から1000円弱くらい。世界のチーズケーキの味展開で、中にはジャパニーズというのがあり、大阪で有名な「りくろーおじさん」のチーズケーキにそっくり⁉︎だった。(たいてい、工房には日本人のパティシエもいるらしい)
いずれもカフェの街らしく、コーヒーの提供もあって、座れるスペースもあり、ちょっとした滞在型で、並ぶことも解消される目的型の業態になっていた。
一方、大型のショッピングセンターに新しくできた食のゾーンにも、コーヒー、チョコレート、エッグタルト、ワッフル、チーズ、紅茶、スパイス、さらには、肉、魚の生鮮まで、様々な専門店がお目見えしていた。いづれも、作っているところを見せたり、試飲試食があったり、量り売りしたり、何かしらパフォーマンスが売りになっていた。座れるところが併設されてるのも、同じ。もちろん、価格はいづれも安くはない。
店が広い、働く人が多い=国土が広い、人口流入が多い。日本とは違う、と言ってしまえばそれまでだが、人が介在する、手が掛かっていることの価値がその価格にきちんと反映されていることは確か。それでもなお、価格以上の魅力として受け入れられていることは見逃せないのではないだろうか。
【vol. 55】メルボルン、パフォーマンス&ステイな食の専門店




















