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【vol. 52】キャラクター✖️古着✖️マルシェが、「集客」の三種の神器⁉︎

  • sugiura909
  • 7月23日
  • 読了時間: 2分

ECでモノを買うのが定着して、目的もなくフラッと街に出かけたり、店をみて歩いたり、いわゆるウインドーショッピングはすでに死語になって久しい。とはいえ、商業施設は足を運んでもらう必要がある。


今、その集客の目的になりうるのが、まずは、いわゆる「推し活」界隈。キャラクター人気は絶大な集客力を発揮する。が、目的の場所にしか行かない、そこでしかお金を使わない、ので回遊性やついで買いはほとんど期待できない。とはいえ、来館の目的にはなるし、あわよくば、共通の趣味の誰かを誘う理由にもなる。少しでも回遊して欲しいとの意図で、館の上層階にそれ専用のイベントスペースを設けることも多い。



その下の中層階で集客の目的になるのが、いわゆる古着、ビンテージショップ。一点もの、掘り出し物が魅力で、宝探し感覚での時間消費につながる。とはいえ、SNSですでに情報が先行してるので、お宝は早いモノがちの感は歪めない、が、それも呼び水。そのほかの商品構成は、ユーズドだけでなくデッドストック、もしくは、人気のアイテムはリプロダクトして、もはや古着かどうかはファジー。お客様も気にしない。



期間限定の集客イベントとして、すっかり定番になりつつあるのは、いわゆるマルシェ。しかも、最近は、ローカル、クラフトといった地元、手作り系から、一歩進んでエシカル、サスティーナブル、インクルーシブと社会的なテーマの意義ある展開に発展している。マルシェイベントの集客のポイントは、何かしら参加できる要素があること、ファミリーや仲間で参加できること、そこから生まれる何かしらの連帯感、コミュニティ感が愛着へとつながっていく。



いづれも、目的性が高いのだが、一度は来る実績になるし、その体験次第では次につながる可能性を秘めている。さらにお客様のSNSでの発信も期待したいが、未知数。「いそがば、まわれ」積み重ねていくしかない、難しい時代である。





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