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【vol. 47】お客様目線で「魅せ(=店)る」ーVMDワークショップ

  • sugiura909
  • 6月2日
  • 読了時間: 2分

更新日:1 日前

販売職のプロフェッショナルは一日にしてならず、経験がものを言うことも多い。そのプロフェッショナルたるノウハウの共有が難しい。とても属人的な部分もあり、個人の能力に依存するところも大きい。しかも、情報はSNSなどでアルゴリズムで各個人毎の指向性で届く見えない世界である。とはいえ、見える世界であるリアルな店舗、売り場環境では、人間の行動心理に基づいた基本的な施策は変わらない。

VMD=ビジュアルマーチャンダイジングと言われる、いわゆる、「商品の見せ方」である。


先日、弊社では新しい店やスタッフも増えたので、改めて店舗スタッフとVMDのイロハを共有するワークショップを行った。実は、毎朝、オープン前に店頭の写真をLINE共有していて、気になったところをチェックしたりするのだが、なかなか一方通行だったり、意図が伝わらなかったり、そもそもの理由まで理解されてるかどうか、不安だったり。。。本来は、店舗スタッフ同士が、インタラクティブに互いにチェックしたり、アドヴァイスしたり、良い方法を共有したりと、いうのが理想。それには、まずはお互いの知識や認識を一旦は標準化する必要がある。


そもそも、「人が受け取る印象、情報は8割が視覚によるもの」という。V MDとは、商品が魅力的に見える状況を作り出すことで、言葉を使わずに接客の役割をする。つまり、商品が自分で自分を販売訴求することになる。といえば、かなりコスパが良い手法である。とはいえ、日々動く店頭の管理は人力によるところが大きい。故に、ベーシックなルールを踏まえて、現場に即した臨機応変な対応が求められる。

その際に優先すべきこと、は何か?それは、お客様になりきること。

売る側の立場から、一旦離れて、初めて見るお客様にどう「伝わる」か?

「伝える」と「伝わる」は違う。伝えたつもりでも、伝わってなければ、なんの価値もない。

それには、自身がいかにお客様のように客観的に俯瞰して見れるか?


我々のVMDルールブックの最後は、「あなたがお買い物をしたいお店になっていますか?」である。

お客様目線で「魅せ(=店)る」が、プロフェッショナルと言える。




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