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【vol. 45】プロフェッショナル「名」で人不足対策⁉︎

  • sugiura909
  • 5月30日
  • 読了時間: 2分

人不足である。

各業界とはいえ、人が接客を伴う販売をする小売サービス業のそれは深刻である。


ある百貨店では、現場に関わる人員を30%削減したことを前提とした売り場づくりをしないと将来的に継続できない、という。となると、DXだと省力化のシステムやアプリの導入となりがちだが、本当にそれだけで解決するのか?確かに、便利なシステムは日々進化してるし、今やAIの能力たるや素晴らしい。


とはいえ、私は、生身の人間の能力、心身のフレキシビリティは変え難い可能性に満ちている、と信じている。では、その可能性をいかに引き出すのか?


会社の代表をしていると、日々、メールや郵便で、人材採用、活用、研修、評価などなど、さまざまな人事関係のPR情報がたくさん来る。どれももっともで、やればそれなりに効果があるのだろうが、正直どうもしっくりこないのは、とにかく、「働く人の気持ちの腑に落ちない」と、何も効果を発しないのではないか?という素朴な思い。。。


人手不足対策で再評価される接客職『コースアテンダント』を象徴する女性キャディの後ろ姿

そんな折、あるニュースに目が止まった。


それは、ゴルフ場の「キャディ」さんの名称を「コースアテンダント」に変更する、そして、接客力やアドヴァイス力などスキルのある専門性の高い人材として、待遇改善をしていくという。

とてもシンプル、なのに、言い得て妙。

名前だけで、いや、名前だからこそ、その職業の意義を明快に伝え、自他ともに認められ、世間に周知されれば、誇りを持って、憧れの対象に磨き上げることができるのでは?

まずは、名前から。名前のパワーに期待したいところである。




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