CPCenterのOBといえば、その筆頭はこのひと、「にーやん（兄さん）」こと谷口智則さん。今や大人気の絵本作家として、引っ張りだこの活躍で、全国各地の美術館、図書館、書店などを飛び回り、展覧会、ライブペインティング、朗読会、サイン会などイベントを開催。また、地元である四條畷市のPR大使であり、自身のギャラリー＆カフェZoologiqueを主催する。元は、カフェ＆ブックス ビブリオテーク大阪梅田店の初期スタッフで、店舗運営やイベント開催を経験しつつ、在職中に最初の絵本が発刊されてしばらくは並走していた。その後に独立しても、仲間たちは今もいろんな形で谷口作品をバックアップしている。
その谷口さんとキャラクター「ハリネズミのケーキやさん」を展開する大阪ガスハグミュージアムを訪ねた。
谷口さんとの協業プロジェクトといえば、熊本鶴屋百貨店の子供のフロアKidsteriA、屋上の遊び場SmailiA。まず、オリジナルの絵本「小さな王国の小さな王様」を作り、その物語から各エリアのデザインを展開し、PR動画やARも作成した。さらには、地元大学生とのコラボにも発展させ、一緒に遊び場のアイデアを形にし、イベントをしたりと、今でもその物語は継承されている。
また、クリスマスには、代表作の絵本「100人のサンタクロース」キャラクターでフェアを展開した。
その100人のサンタは四條畷市では年中、今も街中に増殖中である。
さて、夏休みシーズンでさらに多忙を極めること必至の谷口さん。
今夏は、【美術館「えき」KYOTO】で「絵本作家 谷口智則展～いろがうまれるものがたり～」を開催予定。イベントも目白押し！
単に絵本作家にとどまらないその活躍ぶりには、多少なりともCPCenterのプロデュースのDNAが生かされてると思うのはおこがましいが、これからもお互いに支援しあっていく仲間として、また協業できる次の展開を目論んでいきたい。