80:20の法則というのがある。私は、時間の管理とクオリティの相関関係だと思う。
プロジェクトの到達点までの時間と成果を100%としたとき、20%の時間で80%の内容を可視化するのが、より高いクオリティへ到達するためのの黄金率だと思う。
ここが全体の「見きわめポイント」で、メンバーに共有する機会を設定することが大切。
人目に触れる、人の意見を聞くチャンスであり、その後の方向性を決める近道でもある。
そのタイミングと進捗内容でその後の成否が決まる、といっても過言ではない。
とは言っても、まだ見せられる出来ではない、いや、出来てなくても見せるべきか?
悩みどころである。
つまり、内容か?タイミングか?
それは、タイミングのほうを優先すべきと思う。
見せるには、もうちょっと内容を詰めてから、、、という気持ちでずるずる時間が経ってしまう、、、というのが一番の命取り。後には、残された時間はもう無くなっている。。。100%のゴールには到底到達できない事態になってしまう。時間切れは残念な結果しか生まない。
一方、少々荒削りの内容でも、「見きわめポイント」まで持っていけてれば、人の助言も得られるし、刺激や新たな発見を得て、考えを膨らませる時間の余裕ができる。さらなる高みを目指せる可能性が広がる。
では、いかにして、この20%の時間で80%の内容を可視化をする「見きわめポイント」まで持っていくか?
それは、普段からのインプット情報をどれだけ引き出しに持っているか、そして、それを的確に引き出してこれるか、だと思う。
つまり、インプットの量が、アウトプットの質に比例する。
クオリティは、時間の管理とその背景にある情報量ということになる。